北海道の生活tips

引っ越してきた方に告ぐ!北海道のココに気をつけろ!

日本で一番広い面積を持つ北海道。数々のドラマロケ地にもなるここ自然豊かな場所は、いずれ引越して住んでみたいと考える人も多いようです。しかし最北端にある場所だけあって、ある程度知識や心構えがないと住むには難しい場所とも言えそうです。

広い北海道、どこのエリアに住む!?

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一口に北海道と言っても、住むエリアによりその生活はだいぶ変わってきます。大自然を憧れて広大な大地にぽつんと一軒家を建てたい、そうした方は帯広などがある十勝エリアや旭川などの道北エリアが良いでしょう。しかし大雪山連峰をはじめ原野など、美しい自然が満載ということは住むには不便なもの。夏の時期は大変短く、美しくも厳しい自然の移り変わりを楽しむことは出来ますが、特に冬は想像以上の寒さに襲われます。雪の量は大変多く、屋根や車庫の雪かきで一日が終わってしまうこともあるでしょう。東京などの都心と違い、いくら雪が降り積もって生活に支障が出ても、自分の土地に除雪車が来てくれるわけではありません。こうした事を踏まえもう少し生活に便利な場所が良いと考えると、やはり人気なのは札幌などがある道央エリアです。飛行機や鉄道、道路網が整備されている場所でもあるので旅行先としても人気があります。しかし人が多いということは北海道ならではの土地柄を実感できないという事。札幌のマンションなどに住む人は、寒い東京に住んでいるのと変わらないといった声も聞かれます。北海道に引越しするなら、その土地らしさを実感できる場所にするか、利便さを選ぶか。あなたならどこのエリアを選択しますか?

北海道に住む人の必需品!車は絶対必要です

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北海道は車社会というのをご存知でしょうか。札幌などの都市でこそ交通機関は整備されていますが、それでも道幅は大変広く、片側が4車線ある道路はたくさんあります。それほど車で移動する人が多く、家族一人一人がそれぞれ車を保有しているという家庭も多いのです。特に自然豊かな田舎の方に住むと、近所のスーパーまで片道20キロ以上という事もよくあります。スーパーに行って子供の学校のお迎えに行き、おじいさんの病院に立ち寄って、といった生活をしている方は毎日200キロ車を運転するそうです。広大な土地ならではの生活と言えます。こうしたことから北海道への引越しを機に車を保有したという方も少なくありません。しかしこれから車を買って北海道に住む、というかたはいくつか注意が必要です。まずは物件探しの時に、賃貸物件を選ぶ場合は雪かきはだれが行うのか確認しましょう。車の雪かきは毎年大仕事であり生活に影響が出るもの、そのため物件によっては大家さんが行ってくれるところもあり、住人が交代で行う場所もあります。また自分で行わなくてはならない場合、車の出入り口までの距離が近い方が良いでしょう。冬場の車の運転は、まず車を雪から出すことから始まるのです。

そういうわけで、北海道に引っ越すことになったら、寒冷地仕様の車にするのは必須です。車選び.comでクルマを探してみましょう。

北海道に住む、大きな敵は寒さ!

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最後に北海道に引越しをして生活するとなると、最大のデメリットは寒さでしょう。例えば物件を探して良い共同住宅を見つけた、一階が特に安かったので契約をしたという話があります。しかし一階は避けておくべきでしょう。一つは降雪の問題があり、窓の上まで雪が積もっていた、玄関ドアが雪で開かなかったなどの例があります。もう一つは一階部分はあまりの寒さにどんなに暖房を入れても床が冷たく、生活できないと言います。一階が車庫で二階が生活拠点という場合も同じであり、床から来る底冷えは多くの人が我慢できないと言います。こうした事を考えると二階以上の物件で、木造より鉄筋の物件を選んだ方が良いでしょう。そしてこれほど寒い場所ですから、暖房器具はどういったものを使っているのか気になるところです。ガスファンヒーターはすぐ暖かくなり便利ですが、北海道で寒さをしのぐほど使うと光熱費が高くなりお勧めできません。一番よく使われているのが灯油です。多くの物件には部屋に灯油タンクが設置してあり、そこから自動で灯油が給油されます。業者さんが定期的に灯油を運んでくれるので、自分での持ち運びは不要なのです。引越しをして初めての冬はその寒さに驚くといいますが、住めばきっと慣れていくもの。様々な自分に合った知恵を駆使し、北海道での生活を楽しむ事が出来ればうれしいですね。

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