北海道の生活tips

他県には全く通じない!?北海道のおもしろおかしな方言集

大学など様々な方面から集まった際に出身地域の方言で笑ったり困った経験はありませんか?その中でも北の大地!北海道の方言についてご紹介します。どこかで聞いたフレーズだけど、意味が判らなくて何度も聞き返した経験はありませんか?

語尾が独特だけどなんだか懐かしい


有名な北海道の方言と言えば「~っしょ」の語尾ではないでしょうか?標準語的には「~でしょ」になりますが会話しているとコッチまで道産子じゃないのにうつってしまいそうになった経験ありませんか?使い方の例として「あれっしょ?」や「頑張ったっしょ」など日常生活で多く使う北海道弁でもあります。
独特の言い回しに動詞の後に「さる」を付けますが、例えば「誰かに押ささって」は押されての意味があり自然にそうなったり、意図しないのにそうなった的なニュアンスがあります。他にも「書かさる」など書く事が出来ると言う意味でも使われます。
もうひとつに「~なんだ。それで」があり、使い方として「昨日電話したんだ。それで」と続きます。「だ」の部分は語尾を上げる調子ですが疑問形ではなく飽く迄も話しを振るような感覚で使用し東北地方の方言の「~んだ」とはちょっと違った使い方になります。北海道弁を使うドラマも数多くあるので身近に感じているせいか、会話で初めて聞いてもなんだか懐かしい感覚になるのは頷けます。道産子芸能人もバラエティなどで方言を使って会話するので違和感なく聞いていますよね。

標準語かと思った北海道弁


北海道弁なのに標準語かと思った言葉って知りませんか?例えばとうもろこしを指す「とうきび」は北海道弁だと知っていましたか?道外でも自然に使っていた人もいるのではないでしょうか。寒い冬の季節になるとあまりの寒さに手がかじかむと表現する人もいますが「かじかむ」は凍りつく寸前を意味している方言で、日常的に使っている人も多いと思います。離れている地方の方言と似ている北海道弁もあるので、同じ言葉で同じ意味で使っていると親近感が増しますよね。明治以降に屯田兵など入植して行った地域なので色々な地域の言葉が混ざって独特の方言に生まれ変わったのかもしれません。
間違いやすい言葉に「ぱくる」があり交換や取り替える意味があるのですが若者言葉で盗む意味で使う「パクる」とは違いますので道産子が「ぱくる」と使っても誤解がないように気をつけたいですね。標準語では人に対して「どいて」と言いますが道産子は人に対しても「どけて」と使い、地方の人はどっちでも良い話かもしれませんが標準語圏からしてみれば重大な間違いになり「ソコどけて」と言われてムッとせずに出身どこ?ぐらいの余裕を見せたいですね。

旅行や引越しで北海道弁を理解したいなら


引越しや旅行に行った際に道産子から「あずましい」と言われてうろたえた経験ありませんか?「あずましい」は心地良いの意味で反対の意味で「あずましくない」と使われる事が多いです。
こんにちはと言ったら「おばんです」と返され、戸惑ってはいけません。北海道弁で「こんにちは」ですから間違ってもコンバンハで返さないようにします。ちなみにコンバンハは「おばんでございました」と過去形になりますので間違って使わないようにします。
ただ北海道はでっかいどうと言われるだけに本当に広いので内陸と海岸部・都市部で微妙に方言に違いがありますので一概に言えない部分があります。年齢が若くなると方言を使わないケースもあり、道産子と言っても北海道弁が使えるとは限りません。物によっては独特の呼び名があったりするのでスーパーなどで購入する際に戸惑う可能性はありますが面白いと思って楽しむ事もキーポイントになります。道外の人間でも遊びで使ったり仲間内で使うと楽しいかもしれませんね。入植したのが東北や北陸出身が多いので地方によっては全く標準語に聞こえてしまうかもしれませんね。

Posted in 北海道の生活tipsComments Closed