北海道の観光

かわいいだけが全てじゃない!ちょっと怖い?北海道のゆるキャラ

かわいらしくて、見ているとゆ~るい気分になれるのが、「ゆるキャラ」たちです。彼らは日本各地に配属されて任務をこなしています。そんな中、北海道がある方向へ独走しつつあります。かわいいだけでは終わらない、少しばかり怖いキャラが次々と登場しているのです。果たしてどんなキャラがいるのか探してみました。

キモさも公認!時々カワイイずーしーほっきー

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北海道のゆるキャラでちょっぴり怖いキャラクターというと、ずーしーほっきーが挙げられます。このキャラは、北海道北斗市の公式ゆるキャラです。北斗市を活性化するための宣伝隊長として日々、頑張っています。
しかし……彼のその姿は、実に奇妙です。うろこのようなぶつぶつした白いお腹を持ち、その体からは人間のような手足がにょきにょきっと出ています。さらに、その手足がやけにスラッとしていて、それがやけに妙な気持ちにさせられます。北斗市自身も、ずーしーほっきーは「キモさ」が売り!とあらかじめ明言してしまうほどです。
特産物のほっけ貝と、お米ブランド「ふっくりんこ」をモチーフにした……という設定ですが、正直そうは見えません。時として、不気味すぎる白いお化けのようにさえ見えます。しかし、目がいつも上向き加減でキョロッとしているので、かわいく見えなくもないです。ホキー!を語尾につけて喋りますので親しみがあります。そもそも北斗市を宣伝してくれるので彼は悪いやつではありません。だからではありませんが、その姿を見ていてると、不気味だろうと何だろうと憎めない人が多いのです。北海道の宣伝部長としてこれからも頑張って欲しいところですね。

マルヤマンって?その顔つきは見たら忘れられない!

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北海道の札幌市に出現しているゆるキャラも、何だかとても怖いのです。札幌円山動物園にいるマルヤマンというキャラです。彼は、動物を愛する心優しい中年男性のゆるキャラです。しかし、本人はおそらく気づいていないでしょう。彼には、非常に怖いと思われる部分があります。それは、「顔」です。彼の顔を見たら、動物園に来てくれた小さい子供が逃げていくのでは?と思うほどに、顔が怖いのです。キリッとした眉毛、しっかりとした鼻、そんな顔の割には小さな口がちょこんとしています。一見、ハンサムな感じの顔のパーツばかりです。いいえ、おそらくハンサムという部類には入るでしょう。しかし、マルヤマンはあまりにも顔が濃すぎるのです。とにかく一度見たら忘れられない顔です。
年齢は50歳。本名は円谷満。そして動物園の飼育員。というゆるキャラにしては一般人のようなありふれた設定があります。しかし、そんな所もむしろ怪しくなってくるほど、顔が……怖いのです。しかし、ずーきーほっきー同様、悪い人ではありません。彼は動物を愛する優しい飼育員のおじさんです。日々、札幌市の動物園を繁盛させようと頑張っているので、応援したくなります。

北海道ゆるキャラの中でもゾンベアーは本当の意味で怖い

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最後に、ゾンベアーというキャラを挙げておきます。これは、「キモ」いわけでも、「顔つき」が怖いわけでもありません。本当の意味で怖いのです。まるでホラー映画から飛び出してきたようなゾッとする姿をしています。基本は青いクマなので、遠くから見るとカワイイだけかもしれません。しかし、そう思い背後から近寄ることはNGです。彼の振り向き様は本当に怖いです。ゾンベアーは口からは舌がデロンと飛び出し、綿の中身までもが所々へ飛び出しています。さらに、体中に血が散っているのです。ゆるキャラってゆるくてかわいいキャラのことじゃなかったっけ……?と、思わずその言葉の意味を再確認してしまうかもしれないほどに、怖い存在です。
ちなみに、彼は北海道小樽市の非公認キャラクターです。これを公認キャラにしたらたいしたものですね。しかし、意外にも彼は人気があります。
さて。ここまでに、かわいいけれどちょっと怖い?そんなゆるキャラについて紹介してきました。しかし、どのゆるキャラにも共通しているのは、きっと悪いやつじゃない……という点です。その地域をPRするために頑張っている彼らの想いを考えると、とてもゆるくてほっこりした気持ちにさせてくれます。

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